II V

著者/後谷戸隆
装画/げみ

『お化けのそばづえ』あらすじ漫画 漫画:時田

  • お化けのそばづえ

    著者:後谷戸隆
    装画:げみ
    装幀:大岡喜直(next door design)
    発行:ドワンゴ/発売:KADOKAWA
    判型:四六判/ソフトカバー
    ページ数:360
    発売日:2022年3月25日(金)

    ISBN:9784048931045

     

    購入はこちらから

内容紹介

もう、生きられない。

生まれてこの方、須磨軒人(すま・のきひと)に安心できる場所はなかった。

どこにいてもお化けに苛まれる。人に憑りつき、人を殺す“真っ黒なお化け”に。
そのために友達もできず、お化けに対して理解を示そうともしない父親とも縁を切るはめに。
しかし、結婚し、家族を持った軒人はもう逃げるわけにはいかない。
なぜ自分にばかりお化けが出てくるのか?
父は本当にお化けが見えなかったのか?
お化けとは一体何なのか?
謎を抱えたまま、軒人はある霊能者を頼ることになるが――。

著者紹介

後谷戸隆(うしろやと・たかし)

1986年東京都生まれ。東京都在住。本書で小説家デビュー。そのほか漫画原作も手掛ける。

136さんによる朗読動画(冒頭約30P)

【無料公開中】後谷戸隆書き下ろし掌編はこちら

『お化けになって出てきても』 『お化けには盛り塩が効くというけれど』 『お化けが家の中を通るようになってしまったので通行料を徴収したい』