序章
二〇一九年、夏。まだ『[観光{かんこう}][庁{ちょう}][神霊災害特別対策室{しんれいさいがいとくべつたいさくしつ}]』が存在しなかった頃のこと。
その日、神霊災害特異点『[秋{あき}][葉{は}][原{ばら}]』一帯には人的及び霊的な『[完全{かんぜん}][封{ふう}][鎖{さ}]』が敷かれていた。
真冬日をも下回る極低温に電波障害、方向感覚を狂わせる[白{はく}][霧{む}]、幻覚。
『神霊災害』の末期段階、『[異{い}][界{かい}][化{か}]』の兆候だ。
それを意図せず引き起こしたのは、たった一人の少年だった。
秋葉原駅前の巨大複合施設『UTX』二階裏、ベンチ広場にて。
「うぅ……」
備え付けの大ベンチの周りに、何人もの人間が倒れていた。
和装を身に[纏{まと}]った[祓{ふつ}][魔師{まし}]、背広姿に[数{じゅ}][珠{ず}]を[携{たずさ}]えた霊能者、[喪{も}][服{ふく}]の老女……
一目で[只者{ただもの}]ではないと分かる能力者たちが一様に身をかがめ、[凍{こご}]えているかのように奥歯をガチガチと打ち合わせている。
「……はぁ」
その中心、ベンチに腰掛けた少年が息を吐いた。
少年の髪は白く[色{いろ}][褪{あ}]せ、肩の辺りまで伸びるに任せて揺れている。
その前に、一人の男が立ちはだかった。
「逃がさんぞ。貴様が第二の『[新{しん}][宿{じゅく}]』を引き起こす前に、この[儂{わし}]が[調{ちょう}][伏{ぶく}]してくれるッ!」
[辛{かろ}]うじて意識を保っていた[法{ほう}][師{し}]が、ふらつきながらも儀礼用の[錫杖{しゃくじょう}]を構えた。
少年は冷ややかな目でそちらを見やると、また一つ息を吐く。
「俺は、何もしない。もう、何もしたくないんだ。ただ、一人でこうして『仲間』を[偲{しの}]んでいたい。それだけなんだ」
「ふざけるなッ! それだけ危険な『力』を持っておきながら、人のフリなどするんじゃあないッ!」
法師の声が、白霧に包まれたアキバに[轟{とどろ}]く。
しかし、少年は首を横に振る。
「俺のことは放ってここから離れた方がいいよ。たぶん、『これ』は止まらない……」
「ふ、ふざけるな……[神{しん}][妙{みょう}]にしろッ!」
使命感と気概に満ちた語気とは裏腹に、法師の足取りは冬の雪山に体力を奪われた遭難者のように、加速度的に鈍くなっていく。
たった数歩の距離を[縮{ちぢ}]める間に、錫杖に[縋{すが}]るような体勢しか保てなくなった。
少年は何もしていない。依然としてそれを見つめているだけだ。
法師は、『少年がただそこに存在している』という、ただそれだけの事実に敗北したのだ。
「ば、化け……物……め…………」
法師は、肺の中に残った僅かな空気で[呪{じゅ}][詛{そ}]を吐き捨てると、そのまま床へと崩れ落ちる。
周囲には、冬のように乾いた静寂だけが残された。
ただし、法師の存在が少年に全く傷を残さなかったわけではない。
「『化け物』か……」
その単語に、少年の顔は暗く陰った。
「『魔王』を倒すために手に入れた『力』だったはずなのに、どうしてそんな風に言われなきゃいけねえんだよ……」
呟く少年の背後で、パチパチと手の[叩{たた}]く音がした。
気だるげに少年が振り返ると、そこには白スーツの男が立っている。
「見事だ。ここにいる彼らは全員、いくつもの神霊案件を解決してきた『本物』たちだったんだけどねえ。今回ばかりは相手が悪かったようだ」
「新手か。もうほっといてくれって」
少年は投げやりに男を見やると、[眉{まゆ}]をしかめた。
魔力、超能力、霊能力……
その男からは、あらゆる超常的な力の気配が一切感じられなかったのだ。
常人であっても、『[信仰{しんこう}]』などの精神エネルギーは少なからず持ち合わせているはず。しかし、目の前の男からはそんな微弱な気配すらも感じられない。
人間としての最低限の感情すら欠落しているのではないかと思うほどだ。
「アンタ……何者だ?」
「私かい?」
男はベンチの少し離れた場所に腰かけると、[懐{ふところ}]から名刺を取り出した。
「申し遅れたね。私は[鳥{とり}][居{い}][矜{きょう}][持{じ}][郎{ろう}]、[環{かん}][境{きょう}][省{しょう}][特{とく}][異{い}][点{てん}][観測{かんそく}][課{か}][長{ちょう}]。超常的な力を持った土地やら人間やらを専門に活動している、しがない役人さ」
「役人……?」
眉をしかめた少年に構わず、鳥居は場違いなほどに明るい口調で続ける。
「[東{あずま}][風也{かぜなり}]くん、私のところで働いてみないかい? 君がこの世界を留守にしている間に、我々は『神霊災害』という新時代の厄災に直面した。人手もノウハウも足りていない中、君が持ち帰った『力』は多くの人々の助けになるはずだ」
「……『竜もおだてれば倉庫番を買って出る』」
「はて? それを言うなら『豚も木に登る』じゃないかい?」
「異世界の[諺{ことわざ}]らしいぜ。『魔王』を倒した後、俺たち『勇者一行』を消そうとした王国連中が言ってた」
風也は[猜{さい}][疑{ぎ}]の目で鳥居を[見据{みす}]えた。
「利用するだけして、用が無くなったところで理由をつけて[潰{つぶ}]す。アンタらがそういうクソ野郎連中じゃないって、証明できるのか?」
「……ふむ」
鳥居は、僅かに目を見開いた。
「それはかなり難しい要求だ……しかし、君の言葉に少し安心したよ」
「……は?」
「保証を求めるということはつまり、君は誰かを信じたいと思っているんだよ、東くん。君はまだ他者に絶望しきっていないんだよ。誰かに分かってもらいたい、受け入れられたい、仲間が欲しい。今も社会に[繋{つな}]がりを求めている」
「……っ! う、うるさい!」
風也は、心の冷めきっていない生の部分に触られたような気がして、声を荒らげた。
その怒気に応えるかのように、真夏の大気に氷点下の寒風が[吹{ふ}]き[荒{すさ}]ぶ。
「もう何度も言わねぇぞ! 俺のことは放っておいてくれ!」
しかし、鳥居は吹き荒ぶ風をもろともせず、平然と意識を保ち続けている。
「そうはいかない。君は家出少年として届け出られていて、行政……いや、大人たちには君を保護する義務がある」
語る鳥居の視界の中央に、淡く青い[燐光{りんこう}]が[瞬{またた}]く。
目を[凝{こ}]らすと、そこには剣を持った女の姿が風也を[庇{かば}]うように浮かび上がる。
「そこの『彼女』も、君を心配しているようだがね」
「彼女……?」
風也は振り返って背後を見やったが、そこには白霧に包まれた街が広がるのみ。
「何の話だ?」
「さあね。恐らく君の方がよく知っているはずだが……今は、おくとしよう」
鳥居は額に手を当て、長く深いため息をついた。
「君をこのまま放っておくことはできない……と言えば奇麗事にも聞こえるが、つまるところ『国』は君を危険視している。即刻処理すべきという意見が大多数だ」
指の[隙{すき}][間{ま}]から覗く鳥居の目が、風也を[真{ま}]っ[直{す}]ぐに[見据{みす}]えた。
「街が夢に閉ざされ、多くの未帰還者が生まれる……『新宿』のような事態は二度と御免だからね」
ぞわり。
突如周囲に生じた気配に身を総毛立たせ、風也はベンチを蹴って大きく飛びのいた。
「っ! アンタも結局、さっきの[奴{やつ}]らと一緒か。『化け物』は駆除するってことだろ!」
「いいや、私個人の意見は違う。ただ、確かめさせてほしい。君が[異世界{あちらがわ}]で何を見て、何を感じ、何を[日本{こちらがわ}]へと持ち帰ったのかを、ね」
鳥居が指を鳴らすと、ベンチ広場を挟むように二つの影が現れた。
一人は、ヨレたスーツの上にエプロンを纏ったぼさぼさ頭の男。
「『[泉{いずみ}][書房{しょぼう}]ブックピラー』地下十三階『妖書・魔導書』コーナー担当、『[真里谷{まりや}][読{よみ}][人{と}]』」
もう一人は月の満ち欠けをかたどった[藍色{あいいろ}]の和服を着こなす初老女性。
「[陰{おん}][陽{みょう}][師{じ}][結社{けっしゃ}]『[夜{や}][行{ぎょう}][院{いん}]』当主、『[夜{や}][行{ぎょう}][院{いん}][満{み}][月{つき}]』」
「……ッ!」
名乗りをあげた二人の力量をはかりつつ、風也は鳥居を見やった。
「アンタは[戦{や}]んないのか?」
風也の言葉に、鳥居は首をかしげる。
「おや、私が戦えるように見えるのかい?」
鳥居はわざとらしくかぶりを振った。
戦えるかどうかはともかく、その意思は無いらしい。
「……ってことは、三人相手か。それも、とびきりの[凄腕{すごうで}]……」
風也は頭上、[傍{かたわ}]らに[聳{そび}]えるUTXビルの屋上を見上げた。
地上一○○メートル強の高さに少女が[佇{たたず}]み、風也たちを見下ろしている。
「『強く・[斎{ゆ}][斎{ゆ}]しく・美しく』。魔法少女隊『[山茶花{さざんか}]』第七七期OG、『[舞薗{まいぞの}][蕾{らい}][花{か}]』、参ります」
黒地のセーラー服を纏った女子高生が屋上の縁を蹴り、真っ逆さまに重力に引かれて落ちてくる。
「『変身』……♪」
少女の[身体{からだ}]が淡い白光を放った。
「この気配は……まさか、『魔力』かッ⁉」
風也が僅かに目を見開いた瞬間、彼女の身体は重力に『逆らう』でも『無視する』でもなく、『置き去り』にした。
「消えた⁉」
[咄{とっ}][嗟{さ}]に身構えようとした時には、既に攻撃が完了していた。
「こっちだよ」
真横から聞こえた[囁{ささや}]きと同時に、風也の身体を衝撃が突き抜けた。
「ぐぁッ!」
まるで全身を雷に打たれたかのように全身が[痺{しび}]れ、膝がガクガクと笑う。
……[否{いな}]。
『まるで』ではない。
風也を襲ったのは、まさに雷そのものだった。
バチバチと音を立てて、風也の全身を雷光が[駆{か}]け[巡{めぐ}]る。
「魔法少女『[雷鳴{らいめい}]のマジカル☆ライカ』。ビリビリ電気の一撃で、[貴方{あなた}]のハートに電光石火……なんてね」
落雷と化した魔法少女『蕾花』は、セーラーと稲光をはためかせて既に風也の背後へと回り込んでいた。
「この口上を言うのも、『新宿』以来かしらね」
風也が振り向くよりも早く、身に纏った呪布『アイゼンフィリアの[聖骸{せいがい}][布{ふ}]』が迎撃し、蕾花の放った手刀を[阻{はば}]む。
両者が触れ合った[刹{せつ}][那{な}]、聖骸布に[籠{こ}]もった霊力と電撃がスパークし、[閃光{せんこう}]と衝撃が[迸{ほとばし}]る。
「――ッ!」
「あら、防がれちゃった」
両者はそれぞれ数歩後ずさり、互いの様子を探り合いながら体勢を立て直す。
「へぇ、私の速さに反応できるんだ? 凄いんだね、[その布{ソレ}]」
「……仲間の形見だ」
「ふーん。〝見えてない〟みたいだけど、そういうことなんだ」
「? さっきから、何の話を……」
追及している暇は無い。既に次の攻撃が始まっていた。
「畳みかけさせてもらうで、坊や。夜行院流木術……」
後方で様子を[窺{うかが}]っていた和装の老女、夜行院満月が手に[印{いん}]を結んでいた。
「ッ⁉」
蒸すような緑の匂いと共に、風也の手足に何かが絡みつく。
見れば、植物の[蔓{つる}]のような物体が網目状に[蔓延{まんえん}]し、根を張っている訳でもないのに延々と生長を続けている。
「裏ノ四番『[忌{イ}]も[蔓{ヅル}]』。安心しい、取って食おう言うとるわけやない」
満月が念じると、展開していた蔓が一斉に収縮し、風也の全身を縛りつけた。
「クソ、何だこれ⁉」
千切れども、千切れども、蔓は断面から新たな蔓が生えてはキリが無い。
もがく風也をよそに、鳥居は残る最後の一人、書店員『真理谷』を見やった。
「真理谷くん、例の本を」
「うっす」
取り出されたのは、表紙に人の[苦{く}][悶{もん}]する表情が浮き出た『絵本』。
ページが開かれると、真っ黒に塗りつぶされたページから瘴気が漏れ出し、暗黒が周囲に溶け出した。
「セリダ=ケーニッヒ著、飛び込む絵本シリーズ第四作『悪夢』。お買い上げどもっス……」
真理谷は開いたページを風也に向けると、そのままじりじりとにじり寄って来る。
その手に開かれた暗黒が、猛獣の口のように風也を求めている。
「あれがトドメ用か……っ! くそ、蔓が取れねぇ!」
魔法少女も陰陽師もヤバい。
だが、今この場で一番危険なのはあの絵本だ。
「観念しい、坊や」
このままでは、やられる。
直感が風也の脳裏を駆け巡った刹那、
「ッ⁉」
――『力』が、その[片鱗{へんりん}]を見せた。
三術師が[一斉{いっせい}]に[飛{と}]び[退{の}]くと同時に、風也を取り巻いていた蔓がバラバラと[解{ほど}]けた。
「あら? 蔓が再生しないとな?」
夜行院満月は手に結んだ印に意識を[籠{こ}]めるが、『[切断{せつだん}]』された蔓はピクリとも動かず、何も起こらない。
「一体何を……?」
「……『[勇者{ゆうしゃ}]の[剣{つるぎ}]』で〝術ごと〟[斬{き}]った」
「『剣』?」
風也の周囲に剣の[類{たぐい}]は見当たらない。
しかし、その場にいる誰もが風也の用いた『剣』を第六感で認識していた。
満月が、[眉{まゆ}][根{ね}]に僅かに[皺{しわ}]を寄せた。
「それが坊や本来の力いうわけか。この気配、ただの[斬撃{ざんげき}]やない……もっと別の『何か』や」
その存在感に、三術師の[額{ひたい}]に僅かに汗が浮く。
ただ鳥居だけが、[泰然{たいぜん}]として成り行きを見つめている。
「蕾花くん、『魔法』込みの君なら勝てそうかい?」
鳥居の問いに、蕾花は苦笑する。
「[一対一{サシ}]で戦るのはちょっと……」
「では、三対一で挑むなら?」
「勝てます」
「それは[重畳{ちょうじょう}]。あくまで〝試す〟[範{はん}][疇{ちゅう}]で頼むよ」
「ふふ、分かってますって」
蕾花は[両掌{りょうてのひら}]をピタリと合わせ、徐々に離していく。二つの掌の間に発光する小さな電撃球が浮かび上がり、ジジジと[剣呑{けんのん}]な音を立てながら肥大化していく。
「雷電魔法『[聖電招来{セントエルモ}]』」
『魔法』。それは『神霊現象』とも、風也の『異界』とも起源を異にする力。
対する風也は右手の小指を立て、バースデーケーキの[蝋燭{ろうそく}]を吹き消すように息を吹きかけた。
「……[抜{ばっ}][剣{けん}]、『[北の極剣{マグナス・ノゥザリア}]』」
バチン。
焼き切れるような音と共に、両者の間で何かが衝突した。
衝撃とプラズマが拡散し、オゾンの刺激臭が周囲に充満していく。
「ぐっ……」
閃光が空間を満たし、見る者全てを包み込んでいく……
◆
『レッツGO! みんなで[叶{かな}]えよう☆ヴァルパラ~♪』
「うおわッ⁉」
次の瞬間、風也は自宅のベッドで宙を[掴{つか}]んでいた。
「夢か……」
目覚ましにかけていた『ヴァル☆パラ』のオープニング曲『レッツGO♪ヴァル☆パラ!』を止めると、風也は気だるげに起き上がる。
「うわ、汗びっしょりだ」
聖骸布が風也を気遣うように身体へと差し伸べられる。
触手のように絡みつく聖骸布に応えながら、風也は[微笑{ほほえ}]む。
「大丈夫。ほら、前にUTXで蕾花さんたちにボコられた時のこと、夢に出てきたんだ。あの頃はまだ、アイゼンフィリアが[憑{つ}]いててくれたことにも気付けてなかったんだよなぁ」
風也は照れ臭そうにはにかみながら、タンスの引き出しに手を掛けた。
替えの下着を取り出すと、パジャマ代わりのアニメTシャツの上から腹を[掻{か}]く。
「いや、心配してくれてんのは分かるけどさ」
風也は、背中に憑りつこうとしていた聖骸布を手で追い払う。
「ついてくんなって。ひとっ風呂浴びて来るだけだから」
アイゼンフィリアは霊体の身で何かを伝えようとするが、風也は寝ぼけ[眼{まなこ}]で取り合わない。
「頭いってぇ……[八咫{やた}][烏{がらす}]に[喰{く}]らわされた一発、かなり残ってやがるな」
霊的なダメージを負った人間には、時として記憶[混濁{こんだく}]などの症状が現れることがある。
廊下をふらつきながら着ている物をポイポイと脱ぎ捨てていき、一人暮らしの気安さで脱衣所の扉を開く。
そこには……
「あ」
「あ」
[小豆{あずき}][色{いろ}]のジャージを着た少女が、歯ブラシ片手に凍り付いていた。
胸には、『夜行院』と[刺{し}][繍{しゅう}]が施されている。
それを見た瞬間、風也の脳は全てを思い出し、悟った。
八咫烏戦後、何があったのか。
なぜアイゼンフィリアが自分を止めようとしたか、を。
今の今まで自分が何を忘れていたのか、を。
「東はん、あんさん……」
彼女の名は夜行院[暗{あ}][月{づき}]。
『観光庁神霊災害特別対策室秋葉原支部』、通称『ベツバラ』に新たに加わった陰陽師の女の子。
そして、昨日から共に同じ家に住まうことになった、共同生活者……
風也の気楽な一人暮らしオタク生活は、[唐突{とうとつ}]に終わりを告げたのだ。
「えーと、その……おはよう?」
「……」
暗月は手に印を結び、力を籠めた。
「夜行院流……」
「ちょっ、ごめん! ごめんって、待……ッ!」
――ベツバラ共同生活協定、第一条。
『裸で廊下をうろつかない』
そして、第二条。
『同居人を術で攻撃しない』
ベツ☆バラ!2 ~観光庁 神霊災害特別対策室 秋葉原支部~
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